ノスタルジックでセンチメンタルな日々。

シンプルで穏やかな暮らし。

懐かしのプレイリストVOL.1~19(ジューク)に纏わる話。

今回から新企画として懐かしのプレイリストと銘打って

不定期に音楽とそれに纏わる思い出について語っていく予定。

音楽に関してはたぶん幅広く語れると思う。

第1回目は90年代末期から2000年代初期に活動していた19(ジューク)について。

僕が中高生くらいの時に全盛期で僕もよく聴いていた。

基本的には岩瀬敬吾岡平健治のデュオで初期はイラストレーターの

326(ナカムラミツル)が作詞やデザイン系を担当していて

ジャンルとしてはネオフォークデュオなんて言われたりもしていたと思う。

デビュー曲の『あの青をこえて』のMVを見る感じ、

あんまりファッションのこととか詳しくないけれど原宿系なのかな。

ファッション誌でいえばZipperとかCutieなんかを読んでいる女子に

好まれていそうなイメージだった。

19(ジューク)がブレイクするちょっと前に同じくフォークデュオのゆずが

人気を博していてあの頃は70年代以来の

空前のフォークブームだったのではないかと思う。

僕も函館元町公園や金森倉庫前、札幌の大通公園なんかでやった記憶がある。

 

2人の音楽性に関してはケイゴはスパイラルライフとか渋谷系に近い感じで

ケンジは70年代フォークリスペクトな感じだったと思う。

22才の別れなごり雪でおなじみの伊勢正三が特に好きで

番組で共演なんかもしていた。

余談だけどイルカのなごり雪はカバーで原曲はかぐや姫だ。

かぐや姫verの編曲がとてもいいのでぜひ聴いてみてほしい。

 

19(ジューク)の音源でおすすめしたいのはファーストアルバムの『音楽』だ。

あれはアルバムのみの収録曲もどれも秀逸だ。

冒頭に語りが入っているけれどあれは風の谷のナウシカナウシカ

めぞん一刻の管理人さんの声優である島本須美さんの声だ。

島本須美さんは326のオファーだったと思う。

そして僕が一番好きなのはケイゴ作曲の『ビルは程遠い街』だ。

あの曲は別に悲しい曲でもなければ特別泣ける曲でもないし

ただただ穏やかな曲だけどなぜか胸が締め付けられる。

 

音楽のリリースイベントがZepp sapporoであり、僕は友人と参加した。

写真撮影OKで当時写ルンですで撮影した写真は今でも残っている。

ちなみに司会はチームナックス安田顕だった。

当時はまだ全国区の俳優ではなくて水曜どうでしょうとかOnちゃんとか

でおなじみのローカルタレントといった感じだったと思う。

19(ジューク)はといえばそこからどんどん人気が上昇していき

テレビ番組にもたくさん出たし2000年のオリンピックのテーマソングにまで

採用されるようになっていた。

テレビで一番印象深いのはとんねるず石橋貴明SMAP中居正広

司会のうたばんだ。

涙もろいケンジがお世話になった定食屋のなんとか丼を

食べてぼろぼろ泣いていたのが忘れられない。

うたばんといえばモーニング娘。やSPEEDのメンバーが

いつも司会の2人に泣かされていた気がする。

面白い歌番組だったけれどいつの間にか終わってしまったな。

 

下記画像は『音楽』購入時かリリースイベントした時かどっちかでもらったトイレットペーパー。

また何か思い出したら追記していこうと思う。

そしてVOL.2も乞うご期待ということでよろしくお願いいたします。

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